日光は日光東照宮だけじゃない!日光の観光地を、歴史とともに紹介! | 歴くまブログ

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日光は日光東照宮だけじゃない!日光の観光地を、歴史とともに紹介!

こんにちは、歴くまです!

つい先日、日光へ行ってきました!

日光と言えば、徳川家康を祀った日光東照宮や、日本三名瀑の一つである華厳の滝があることで知られています。

今回はそんな日光の歴史を、旅行中に撮った写真と共に紹介していきます!

日光の歴史

日光の山岳信仰

日光は江戸幕府の開祖、徳川家康を祀っている日光東照宮が有名です。

しかし、家康が亡くなってから日光が信仰対象となったわけではなく、江戸時代以前から日光は宗教上重要な地でした。

日光山を開いたのは、勝道上人です。

勝道上人は奈良時代、平安時代を生きた人で、日光三山(男体山、女峰山、太郎山)の主峰である男体山を信仰対象とする山岳信仰を始めました。

 

平家物語にも登場する日光

那須与一

那須与一

平安時代、栄華を極めた平清盛の死後、平家は全国各地の源氏の挙兵により勢力を失い、壇ノ浦の戦いで滅亡します。

その直前である屋島の戦いにて、平家から源氏家の挑発がありました。

揺れる船の上に扇の的を立てて、「これを射抜けるものはいないか!」というのです。

源氏軍の中から名乗り出たのは、那須与一という若武者でした。

与一は見事に的を射抜き、源氏軍は勢いづきます。

平家物語で、与一は矢を放つ前に次のように念じています。

 

「南無八幡大菩薩、我が国の神明、日光権現、宇都宮、那須の湯泉大明神、願はくはあの扇の真中射させて給ばせ給へ。これを射損ずるものならば、弓切り折り、自害して、人に再び面を向かふべからず。今一度、本国へ向かへんと思し召さば、この矢外させ給ふな」

 

与一は下野国(現在の栃木県)出身だったため、日光もよく知っている場所だったのでしょう。

 

日光の衰退と復活

徳川家康

徳川家康

日光山は寺領を増やし続け、戦国時代の終わりごろには比叡山に次ぐ勢力を誇っていましたが、豊臣秀吉による小田原征伐の際に、秀吉の敵である北条方に味方したとして、寺領を没収されます。

これを期に、日光は一時的に衰退します。

しかし、豊臣家が滅び、その後に天下を取った徳川家康が亡くなると、日光はかつての威光を取り戻します。

家康は遺言として、自身の遺体は久能山(静岡県)に埋め、一周忌が済んだら日光に小さいお堂を立てて分霊するようにと言い残していたのです。

日光は家康を神として祀る場所として、江戸時代以降も人々が絶えず訪れる場所となりました。

ちなみに、家康を神格化するときに、神号(神様としての名前)を何にするかで争いがありましたが、最終的に東照大権現となり、それを祀っているところが東照宮と呼ばれるようになりました。

 

日光の観光名所

日光にはいくつかエリアがありますが、今回はそのうちの二つを紹介します。

日光東照宮がある日光の社寺エリアと、華厳の滝がある中禅寺湖エリアです。

まず、日光駅、東武日光駅から近い、日光の社寺エリアから紹介します。

 

日光の社寺エリア

日光の社寺は、世界遺産にも登録されています。

日光東照宮を中心に、日光山輪王寺日光二荒山神社など、多くの遺跡があります。

 

日光東照宮

日光東照宮

日光東照宮

日光といったらここ!という観光地が、日光東照宮です。

江戸幕府の開祖、徳川家康を祀る東照宮であり、二代将軍秀忠を始め、江戸幕府の将軍は日光へ参拝していました。

これを、日光社参と言います。

しかし、四代将軍家綱以降、幕府の財政が逼迫したため、日光社参を行わない将軍も多くなり、1843年の徳川家慶の社参を最後に、将軍の日光社参は行われなくなります。

ただ、江戸幕府が滅んだ後も、日光東照宮は家康公を祀る社寺として、訪れる人が絶えない観光地となっています。

 

日光山輪王寺

日光山輪王寺

日光山輪王寺

輪王寺は、東照宮より歴史が長く、奈良時代に創建されたと伝えられます。

本堂の三仏堂は東日本最大の木造建築であり、その中には三体の御本尊が祀られています。

御本尊は下から間近で見ることができ、その大きさに圧倒されました。

御本尊は視線を下に向けているので、真下に立つと目を合わせることができます(笑)

御本尊は次の三体です。

  • 千手観音(男体山)
  • 阿弥陀如来(女峰山)
  • 馬頭観音(太郎山)

これらの御本尊は、かつて日本人が山を神聖視していたことを彷彿とさせます。

 

日光二荒山神社

二荒山神社は、日光三山を御神体として祀る神社です。

本社は日光の社寺の最奥に鎮座しており、古くから修験道の霊場として崇拝されていました。

本社は東照宮のさらに奥手にあるのですが、中宮祠、奥宮がそれぞれ男体山の登山口、山頂にあり、日光の山々を境内としているため、敷地面積はかなり広いです。

(今回の旅行では時間の関係もあり、二荒山神社は行けませんでした…。)

 

中禅寺湖エリア

中禅寺湖は男体山の噴火でできた湖であり、栃木県最大の湖です。

北には男体山がそびえ、流出河川の大谷川を下ると、華厳の滝にたどり着きます。

 

華厳の滝

華厳の滝

華厳の滝

華厳の滝は、日光山を開いた勝道上人が発見したと言われています。

日本三名瀑の一つであり、水が一気に流れ落ちる様子は圧巻の一言です。

エレベータで滝の下まで降りられるようになっており、滝を見上げることができます。

滝の下は少し水しぶきもかかるので、スマホで写真撮影するときは濡れないように気を付けてください!

 

中禅寺湖

中禅寺湖

中禅寺湖

華厳の滝の水源でもある中禅寺湖は、勝道上人が湖畔に神宮寺(現在の中禅寺)を建立するなど、古くから霊場として崇められてきました。

明治天皇も中禅寺湖を訪れたことがあり、湖畔には記念碑が建っています。

また、明治中期から昭和初期には、中禅寺湖の周辺には各国の大使館をはじめ、外国人の別荘も多く建てられ、国際的な避暑地として賑わいを見せていました。

現在でも、英国大使館別荘記念公園やイタリア大使館別荘記念公園にその名残りを見ることができます。

また、中禅寺湖では、湖を一周できる遊覧船や、あひるさんボートもあるので、乗ってみるのも楽しいと思います!

 

おまけ

湯葉料理のお店

日光というとパッと名物が思い浮かぶ人は少ないと思います。

なんと、日光は『湯葉』が名物なのだそう!

湯葉定食、湯葉揚げ饅頭、湯葉ラーメンと、湯葉押しの料理がたくさんあります!

日光に来たからには、是非とも湯葉料理を食べていってみて下さい!

 

まとめ

日光は徳川家康公を祀る日光東照宮をはじめとして数々の社寺があり、古来より霊験あらたかな地として信仰の対象となってきました。

日々忙しく働いていると、心に余裕がなくなりがちですが、そんな時は日光の社寺や各国の外交官が愛した中禅寺湖へ行ってリフレッシュしてみるのもいいかもしれません。

私も最近仕事が忙しく、ハードな時期が続きましたが、夏季休暇で日光へ行って少しは心が浄化できた(?)ので、おすすめの観光地です。

あと、日光は標高が高く、夏場でもかなり涼しいので、寒いのが苦手な方は、夏でも一枚羽織れるものを持っていくと良いかと思います。

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