こんにちは、歴くまです!
上司なにか言われたとき、黙ってしまっていませんか?
ここで言う「黙る」とは、ただ何も言わないということだけではなく、自分の気持ちを押し殺すという意味も持ちます。
例えば、「この仕事できそう?」と言われ、結構キツキツな状況でも「はい!できます!」と言ってしまうなど、自分の主張を言えないことです。
今回は、「自分で主張する」ことについて考えていきます。
こんな人に読んでほしい!
・自分に自信がなく、なかなか主張できない。
・自分が忙しい状況でも、仕事を頼まれると断れない。
・黙ることで、誤解されてしまう人。
仕事で上手く話せなかった私が、克服のために努力したこと
いきなり私の話で申し訳ないのですが、私も結構しゃべれない人間です。
仕事で頑張ろうと思っても、実際に話そうとすると引っ込み思案な性格が出て、話せなくなってしまいます。
でも、話せないことで損をすることが多くなってきたように感じているので、話せるように努力しようと思いました。
とりあえず意識していることは一つ、「意味のない間を作らない」です。
意味のない間
意味のない間とは、「誰も発言しないけど、これってなんの時間?」みたいなときです。
さらに、昨今の状況でテレワークになっている場合、相手の表情も見えず、この意味のない間は思ったより長引いてしまいます。
1対1であればなおさら、どちらかが話をやめたら、何とも言えない気まずい間が生まれてしまいます。
会議や電話はなるべく簡潔に済ませるものですし、応答がないと相手も不安になります。
「私はしゃべるのが苦手だから…」といって、このような態度を続けていると、周りから「あの人の電話とか会議って無駄に長いよね」と思われてしまいます。
主張しないと誤解される
「なかなか話さないな~」と思われているうちはまだましな方で、ひどくなると「本当にこっちが言っている意味を理解しているのかな?」と疑われてしまいます。
話さない・主張しないことは、自分の考えが伝わらないだけでなく、相手に誤解させてしまうことにもなるわけです。
なので、「ここまでは理解できていますが、ここからはあまりよく分かりません」などと、自分の考えを述べましょう。
上司と経験値が違うのは当然
上司と自分では、経験値が圧倒的に違います。
上司と話すときに「こんなことを言って、馬鹿にされないだろうか」と思うのは損で、「自分の方が経験値が低いのだから、間違っていてもいい!」と開き直る方が良いです。
何も言わないと上司はあなたの考えていることがわからないので、何も意見が無いのかと思われてしまいます。
最初は分からないから聞いてみる、慣れてきたら自分の考えをぶつけてみるでもいいと思います。
間違っていたり怒られたりしたら、その場で謝ればいいのです。
でも、過去の発言をネチネチと言い続けるような上司であれば、話すときは言葉を選びつつ、異動を考えるのも手かもしれません。
それでも上手く話せないときは
「上手く」話そうとするのは止めてしまってもいいです。
大事なのは言葉のキャッチボール。返答があることによって、相手は「聞いてもらえている」と安心します。
とりあえず、「はい」「分かりました」など、相手の言葉に対して反応しましょう。
時々「つまり、こういうことですよね?」と相手の話したことを自分の言葉で言い換えるとさらに良いです。
相手は「ちゃんと聞いてくれているな」「理解してくれているな」と2つの意味で安心できます。
私の経験談
冒頭でも述べましたが、私も無口な方なので、会議で発言できない、電話で意味のない間ができてしまう、といったことがしょっちゅうありました。
そうすると、周りの人から「ちゃんと理解している?」などと注意を受けるようになり、私が理解していることでも「理解できていないんじゃないか?」と周りから思われるようになりました。
話を振られたとき返答に詰まり、「あ、う…」と咄嗟に言葉が出てこなかった時、「日本語の意味わかるか~」と言われたりもしました。
言われた当時の私は、まだ上司や先輩に遠慮し、自分の意見を話すことができませんでした。
しかし、このままだと誤解されたまま自分の居場所がなくなってしまうと危機感を持ち、主張しなければならない場面では、はっきりと主張するようにしました。
質問されて分かっていることであればハキハキと答える。
上司が前に言っていたことと食い違うことを言っていたら、その場で指摘する。
このようなことを一つ一つ積み重ねていって、今では意見を求められたときは自分の考えを言えるくらいまでにはなりました。
まとめ
上手く話せないからといって何も話さないでいては、周りの人に誤解されて孤立していってしまいます。
上手く話そうとせず、「私はこれだけ理解している」「私はこんな考えを持っている」と素直に話せば、相手も「じゃあここは飛ばしてここは話そうか」「それならこうしたらいいじゃない?」と助けになってくれます。
まずは、会話のキャッチボールをするくらいでいいと考え、悩みすぎないようにすることが大切です。